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KVMソリューション概要(サーバ・マネジメント)

KVMソリューション概要(サーバ・マネジメント)

社会のインフラを支えるICTシステムのなかで、サーバシステムは高度化、複雑化しており、より安全に効率よく運用管理することが求められています。
クラウド対応、ミラーリング、BCP対策など様々なプラットフォームの混在する環境の中で、サーバ群の運用管理用基本ソリューションがシングルユーザーやマルチユーザーのKVMスイッチコンソールドロワーです。また、遠隔ユニット(Cat5エクステンダー)は最大300m離れたところからサーバを操作でき、データセンターの入室管理などにもお役に立ちます。

KVMスイッチ

KVMスイッチは、複数のPC/サーバ側のコンソール(キーボード、マウス、モニタ)ポートをKVMスイッチ本体に接続することで限られたコンソールで切り替え操作管理を行う装置です。
KVMスイッチ側のコンソールが1組の場合は、操作者は1名となり(シングルユーザーKVMスイッチ)、複数組の場合は複数人で操作することが可能となります(マルチユーザーKVMスイッチ)。
当社は、長年培ったキーボードのパソコンへの接続技術(エミュレーション)により、PCサーバやSunサーバに対応できるマルチプラットフォームを提供します。(全ての接続環境を保証するものではありません)

複数のサーバを1台のコンソールで管理

キーボード、マウス、モニタ以外に、タッチパネルにも対応します。

コンソールドロワー

コンソールドロワーは、キーボードとマウス、モニタを一体化した引出し式のコンソールユニットで、モニタを折りたたむと19インチラックの1Uスペースに格納できます。
FD-5300シリーズは国際エネルギースタープログラムのディスプレイ基準Ver.5.1に適合した、最大消費電力25W(当社従来品比約72%)の省エネルギータイプ1Uリフトアップドロワーです。オンモードからモニタを閉じるだけでオフモードに移行する機能があり、データセンターやオフィス環境での省エネ対応に活用いただけます。
また、DVI-Dインターフェースにも対応し、フルHD(1920×1080)解像度のフルHDドロワーもラインナップしました。

収納奥行きはサーバラック用の650mm、FAやAVで用いられているラック用の550mm、525mm、440mmをラインナップしています。

キーボードとマウス操作面がフラットになるリフトアップドロワー

<カタログPDF>
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さらに収納スペースは2Uですが、モニタ部とキーボードとマウス部を分離し、モニタ部のみの引き起こし使用を可能とした2U2レイヤードロワーは狭いラックスペースでのモニタリング作業に最適です。2U2レイヤードロワーの収納奥行きは600mmです。

キーボードドロワーとモニタドロワー

<カタログPDF>
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遠隔ユニット(Cat5エクステンダー)

遠隔ユニット(Cat5エクステンダー)は、サーバのコンソール(キーボード、マウス、モニタ)を最大300m延長することができ、マシンルームと運用管理室を空間的に分離することが可能となります。コンソールはアナログ延長で高解像度高品位画質のアナログ映像を最大300m離れたモニタに表示できます(FE-1200CW)。またオーディオやシリアルポートの延長可能な機種(FE-2200CW)とUSBデバイスの延長可能な機種(FE-1600CWU)、さらに、DVI-Dのデジタルビデオ信号とUSBデバイスを最大100mまで延長し、画像調整が不要なDVI遠隔ユニット(FE-3000CXU、FE-3500CX)もラインナップしています。
注)アナログ映像を延長できる距離は、UXGAで300m、WUXGAやフルHDで200mです。

KVMスイッチとCat5エクステンダーの組合せ使用例

<カタログPDF>
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