IoTフロントエンドデバイス　ビーコン/メッシュユニット製品を拡充

当社のBluetooth version 5.0対応ビーコン/センサー内蔵ビーコンは、当社Bluetooth 4.1対応ビーコンに比べ通信部分の消費電力削減と通信速度向上、LEアドバタイズの通信容量とチャネル数が拡張されています。また、セントラル側からリモートでコマンド入力による各種設定が行えるため運用の容易性にも優れています。

ビーコン FWM8BLZ07はセキュア・アドバタイズ機能を搭載し、アドバタイズデータの暗号化やMAC（Message Authentication Code）計算によるなりすまし防止などセキュアな環境での通信が行えます。店舗でのクーポン発行サービスや、アセット/人のトラッキングに適しています。

センサー内蔵ビーコン FWM8BLZ07Aは、温湿度、気圧、照度、3軸加速度、音量センサーを標準搭載し、さまざまなセンサーデータの収集が可能です。

メッシュユニット/メッシュセンサーユニットは、網の目状に互いが通信を行うことにより、大規模なネットワーク構築を可能とする製品です。Wirepas Mesh 技術の導入により、規模のみならず、高密度かつ自律的なネットワーク構築を省電力で可能としました。さらに、セキュリティキーを用いたセキュアな環境での運用が可能です。

広範囲のアセットトラッキングに最適なメッシュユニット FWM8BLZ07Pは、加速度センサーを用いたウェイクアップ機能の搭載により、必要時のみ通信を行うことでさらなる省電力化を図ることができます。

また、メッシュセンサーユニット FWM8BLZ07Yは、温湿度、気圧、照度、3軸加速度、音量センサーを標準搭載し、大規模なセンサーデータの収集が可能です。

富士通コンポーネントは今後も幅広い用途に向けてIoT接続ソリューション並びにデバイスを提供してまいります。

• Bluetooth version 5.0 ビーコン／センサー内蔵ビーコン
  • サンプル：ご提供中
  • 量産開始：2020年2月予定
• メッシュユニット／メッシュセンサーユニット
  • サンプル：2020年1月予定
  • 量産開始：2020年3月予定

*１：センサーデータをセキュアアドバタイズ機能で暗号化することはできません。

*2：データ取得用のセンサーとしては使用できません。

プレスリリース

・分散型大規模ネットワークソリューション開発を可能とするWirepas Meshネットワーク技術導入

・Bluetooth^® 5 に対応した無線モジュールを発売

Wirepas 社
Wirepas Meshは大規模な無線IoTネットワークを実現します。Wirepas Meshはかつてない規模、密度、フレキシビリティ、信頼性を備えた、都市、工場、ロジスティック、エネルギー分野における照明、センサー、ビーコン、資産、機械、測定などを識別し、接続し、位置特定できる分散型IoTプロトコルです。 また、様々な無線ハードウェアと周波数帯で使用できます。Wirepasはフィンランドのタンペレに本社を置き、オーストラリア、ドイツ、インド、韓国、英国、米国に拠点を構えています。
Things connected – Naturally
www.wirepas.com - Twitter - LinkedIn