Wirepas メッシュネットワーク技術
メッシュネットワークを構築したいけれどいろいろな方式があって何を選んだらいいか迷っている。ネットワークの規模が大きくなると設定やメンテナンスが大変そう。専用のゲートウェイをたくさん設置するような方法では費用も高くつきそう。そんな理由でネットワーク構築に躊躇していませんか?
FCLコンポーネントのメッシュネットワーク製品は、フィンランドのWirepas Oy社のWirepas Mesh 2.4GHz ※ ネットワークソフトウェア技術を採用した大規模IoTソリューション向けのデバイスです。
自律的にネットワーク構築を行う、通信機能やセンサーが内蔵されたデバイスと、Wirepas社のソフトウェアを組み合わせることで容易にメッシュネットワークの構築や拡張が可能です。
また、USBドングルは、既存の機器に簡単にメッシュネットワーク機能を追加することができます。
構築に必要な技術サポートも行っておりますので、お気軽にお問合せください。
※旧称 Wirepas Mesh/Wirepas Massive
メッシュネットワークの構成例と当社の提供範囲
当社はノード製品やゲートウェイ製品をご提供いたします。
バックエンドサーバーや見える化は、お客様での構築を支援させていただきます。
当社メッシュネットワーク製品の特長
- 大規模ネットワーク接続が可能
- ネットワークの障害に応じて自律的に経路を再構築(図1)
- 時間同期通信により低消費電力化を実現
- 耐電波干渉性に優れ、高密度のネットワーク形成が可能
- セキュリティキーを用いたセキュアなネットワークを構築(図2)
- 無線によるファームウェア更新が可能
- ポジショニング機能(Wirepas Positioning Engine)を利用可能
Wirepas Mesh 2.4GHz ユニット/モジュール アプリケーション例
倉庫内の商品や、駐車場内の車にノード(タグ)を取り付け、所在確認に利用可能です。設置が必要なゲートウェイの台数が少ないため、システムの構築が容易で、導入コストも低減できます。
工場などの設備に設置された複数のセンサーデバイスからデータを収集し、稼働状態や設置環境をモニタリングする用途に最適です。ノードを複数設置することで工場内の広いエリアもカバー可能で、拡張も容易に行えます。
商業施設やオフィス等に設置された複数の照明機器の集中制御に利用することができます、。有線を用いた設置工事の場合と比較し、設置が容易で、後付時の拡張性も優れています。
教室やホール内における多人数向け教育・エンターテインメント用アプリケーションに最適です。人が密集した状態においても干渉を回避し、安定した通信が可能です。
CO2センサーにより二酸化炭素濃度を測定し、室内の密な状態を検知、換気等による改善に役立てます。
日本ではビル内では1,000 ppm以下、学校の教室では1,500 ppm以下というような基準値があります。
FCLコンポーネントのメッシュネットワーク製品
FCLコンポーネントでは、Wirepas Mesh 2.4GHz 対応の各種ユニット、USBドングル、基板搭載型モジュールをラインナップしています。
- Wirepas Mesh 2.4 GHz ネットワーク製品
- カタログダウンロード
- Wirepas Mesh 2.4 GHz技術の特長
- カタログダウンロード
メッシュネットワーク評価キット
お客様の早期の評価をサポートするために評価キットをご用意しております。
Wirepas Mesh 2.4GHz の3か月間の評価ライセンスと併せて、評価用のクラウド環境と、その上でお使いいただける各種ソフトウェアもご用意しております。評価キットのセット内容、ソフトウェアについてはお問合せください。