非接触型バイタル感知技術
24GHzドップラーセンサーを使った非接触型バイタル感知技術

図1:脈拍感知を実現するノイズ除去技術
新開発技術により実現する機能
- 心電計や腕時計型のようなウエアラブルセンサーのように体に触れる必要がないため、家電製品などにセンサーを搭載することにより、非接触で人体の活動状況を感知し、バイタル(呼吸・脈拍・体動)異常検知が可能となります。
- 脈拍の多次元ゆらぎ解析から「没入度(集中度)、眠気度、緊張度、リラックス度」の変化を数値化し、「感情の見える化」を実現します(図2)。

図2:非接触メンタル(ストレス、眠気度、集中度、精神的疲労度)見える化技術の概念図
ご利用シーン
健康支援(メンタルヘルス)サービスのほか、災害現場での生存者検知、住宅での安否確認や侵入者を知らせるセキュリティ商品、家電・照明などと連動しての快適制御、畜産など多岐にわたる用途にお使いいただけます。
- 家庭での利用
- 屋外での利用
- オフィスでの利用
- AR/VR/メタバース
脈拍、呼吸、体動などのバイタルデータを感知することができ、脈の揺らぎ解析から、ストレス度、眠気度、疲労度、集中度、喜怒哀楽の感情など心の状況を非接触で計測し、見える化する技術をカレアコーポレーションと共同開発しました。
ウエアラブルセンサーのように体に触れる必要がないレーダーセンサーであるため、家電製品などにセンサーを搭載することにより、非接触で人体の活動状況を感知し、バイタル・メンタル・エモーショナルの見える化が可能となります。
参考
- 注1株式会社カレアコーポレーション
研究・開発型ベンチャー企業。ノイズを含むセンサー情報から呼吸、脈拍や体動だけを抜き取るノイズ除去技術に強みがあり、高精度なバイタル感知を実現する技術を有します。
URL: https://carea.jp/ - 注2NHA(Non-Harmonic Analysis:非調和解析)とは、信号解析法のひとつで、従来使われている FFT の 10 万~100 億倍の解析精度を持ちます。富山大学学術研究部工学系・廣林茂樹教授により開発されました。