• LinkedIn icon

よくあるご質問(FCN-360形コネクタ)

当社角型コネクタ(FCN-360形コネクタ)に関し、お客様よりお問い合わせの多かった質問とその回答を掲載しております。

質問一覧

回答

FCN-360コネクタは、UL認証品ですか?

個別には、UL認証を取得していません。ただし、使用樹脂は、UL認証材料を使用しています。正式材料証明が必要な場合は、当社営業へお問い合わせください。

FCN-360コネクタは、CCC認証品ですか?

CCC認証は、取得していません。本コネクタについては、対象外として判断しています。

FCN-360コネクタは、RoHS対応品ですか?

EU RoHS指令に対応しています。
金属製アクセサリー(ネジ・金具)につき、閾値を超える鉛を含む合金を使用している場合がありますが、これらアクセサリーは除外規定により、RoHS対応品となります。

FCN-360コネクタの、輸出管理令に対する該非判定は?

輸出貿易管理令別表第一、および外国為替令別表1~15項において対象外となります。
外国為替令別表16項(キャッチオール規制)において対象品となります。
EAR判定については、対象外となります。
正式判定書が必要な場合は、当社営業へお問い合わせ下さい。

FCN-360コネクタの構成概要は?

基板と基板を接続する用途、および基板とケーブルを接続する用途に対応します。
ケーブル接続に関しては、各種接続方式(圧接、圧着、はんだ付け、ワイヤーラッピング)に対応しています。ケーブル接続コネクタを覆うカバーを個別に準備しております。基板側コネクタとの接続には、別個に専用のアクセサリー金具が必要になります。
構成詳細については、FCN-360形カタログをご参考ください。

フラットケーブル圧接用のプラグ(オス)コネクタは、ありますか?

ありません、圧接用は、ジャック(メス)コネクタのみです。

FCN-360コネクタで基板実装用にSMT品はありますか?

製品化しておらず、ありません。

三菱電機様およびオムロン様PLCケーブル接続用コネクタ指定品番に対応する形格は?

付表-1をご参照ください。

FCN-360コネクタで形格末尾が-AGとなっている製品は何ですか?

-AG品は、接触部が銀めっきの製品です。1996年までに終息・製造終了しております。現在は、標準品として 末尾-AUの金めっき品のみを製造・販売しております。

FCN-360コネクタで形格末尾が–AU–HNとなっている製品は何ですか?

-HNは、薄めっき品を意味します。
当社標準は、母材上よりNi(ニッケル)、Pd-Ni(パラジウム・ニッケル)、Au(金)の三層めっき構造となっており、-HN品は、中間層のPd-Niの厚さを薄くしたものです。仕様的には挿抜保証回数が、従来の500回より少なく、50回となります。
近年、-HN品は特定お客様向けとして供給しております。今後所要状況によっては、-HN品を個別終息する可能性があります。

FCN-367J040-AU/Fと FCN-367J040-AU/FWとの違いは何ですか?

仕様・性能上の違いは何もありません、同一品です。
2002年1月に40極製品のみ、製造能力増強のため、製造場所を日本から中国に移管した経緯があり、その時に形格を-AU/Fから-AU/FWに変更しています。2005年11月に再度製造を日本に戻していますが、形格は-AU/FWのままとしています。なお、FCN-367J040-AU/Fについては、終息形格としています。

FCN-367J040-AU/FWと FCN-367J040-AU/MWとの違いは何ですか?

現状、ロックスクリューの寸法が下記の通り違います。コネクタ本体は同一です。
-AU/FW 寸法 21.15 ± 0.5mm
-AU/MW 寸法 21.4 ± 0.15mm (先端飛出量が大)
以下の通り、過去のロックスクリューの仕様変更経緯を記しますのでご参考ください。
2005年3月~:
三菱様PLC装置側搭載プラグコネクタ(オス)に他社品(A社)が追加採用され、当社ケーブルプラグとのロックスクリューネジ締めにおいてかん合が甘くなる場合があり、三菱様PLCとの接続用には、ロックスク リューの寸法精度を変更、形格も-AU/MWと新規設定としました。
-AU/FW 寸法 21 ± 1.5mm
-AU/MW 寸法 21.15 ± 0.5mm
2013年10月~:
-AU/FW 他極数品も含めロックスクリューを-AU/MW相当に統一
2014年10月~:
三菱様PLC装置側搭載プラグに関し、更にB社品が追加採用となり、当社ケーブルプラグとのかん合ネジ締めを考慮し、-AU/MWのネジ寸 法を冒頭の通り再度変更(突出量変更)しています。

FCN-367J0xx-AU/H と FCN-367J0xx-AU/Fとの違いは何ですか?

コネクタのコンタクト部に圧接するフラットケーブルを受けるカバー(成形部品)の形状が違います。コネクタ圧接位置により使い分けします。
-AU/Hは、スルーエンドタイプカバータイプ、フラットケーブルのどの位置にでも圧接できるタイプです。
-AU/Fは、クローズエンドタイプカバータイプ、フラットケーブルの両端のみに圧接できるタイプです。ケーブル切断端面の目隠し用に、カバー片側に壁が付いているタイプです。ページの先頭へ

FCN-360コネクタ用カバー・圧接ソケットの添付部品(ネジ類、ストレインリリーフ、圧接カバー等)の個別購入は可能ですか?

現在添付部品類の個別販売・供給は行っておりません。

FCN-360コネクタにケーブルを接続するのに、工具が必要ですか?

ケーブルの圧接接続、圧着接続をする場合、以下の専用工具が必要となります。
圧接接続:①ケーブルカッター、②ロケータプレート、③ハンドプレス
圧着接続:①ハンドクリンピングツール(手動圧着工具)
詳細については、FCN-360形カタログをご参考ください。

ハンドクリンピングツール(手動圧着工具)の校正・調整、修理対応はしていますか?

本工具の校正・調整対応は、行っておりません。不具合・故障時の調査・修理は、行います。ご購入先までご相談ください。修理対応費用については、費用請求させていただきます。

半自動圧着機を使用していますが、オーバーホール、修理対応はしていますか?

半自動圧着機につきましては2004年までに製造終了、また構成部品類もメーカーにて終息済であり、対応ができません。
圧着作業用工具に関しては、ハンドクリンピングツール(手動圧着工具)のみ供給サポートしています。

FCN-360コネクタ用のダストキャップ、あるいは保護キャップはありますか?

製品化しておらず、ありません。

ケーブル接続延長のため、中継ケーブルを作りたいのですが推奨形格は?

中継側にプラグ(オス)コネクタとCタイプカバー、反対側(装置側)にジャック(メス)コネクタとBタイプカバーが基本となります。
(はんだ付けタイプ例)
 中継側:FCN-361P0**-AU + FCN-360C0**-C
 装置側:FCN-361J0**-AU + FCN-360C0**-B
なお、用途によりオス・メス逆となる場合もあります。

形格末尾-AGの銀めっき品に現在標準の-AU金めっき品をかん合使用しても良いですか?

銀は硫化、マイグレーションをおこす懸念があり、その影響により異種金属間での接触使用は、お奨めしません。

FCN-367J0xx-AU/F ケーブル圧接用コネクタ、ロックスクリューの推奨 締付トルクは?

0.34 N・mです。

FCN-360Cxx-X カバー、添付ネジ類の推奨締付トルクは?

クランプ部/カバー固定部:0.15N・m、スクリューネジ:0.34N・mです。下図ご参照ください。
トルク

FCN-360コネクタの基板へのはんだ付け推奨温度は?

はんだディップ(フロー)実装時: 260℃(はんだ面)5秒以下、はんだゴテ使用時:コテ先 300~350℃ 3秒 です。

FCN-367J0xx-AU/x に圧接するフラットケーブル厚の規定はありますか?

フラットケーブルの被覆厚(外径)の規定はありません。
なお、参考としてですが、当社評価では、以下ケーブルを使用しています。
日立電線 1.27mmピッチ、フラットエース・スダレタイプ 20012-ST LF AWG28(より線)、構成7本 X 0.127mm、被覆外径0.89mm

FCN-360コネクタの一般的な使い方は?

工場の製造現場における、FAコントローラー(PLC)と負荷装置間のケーブル接続に使用される場合がほとんどです。
三菱様、オムロン様のPLC標準インターフェースとして採用いただいて以来、長年市場デファクト品として使用されています。
通常PLC、負荷装置側は、オス・コネクタ、ケーブル側がメス・コネクタ となります。

FCN-360コネクタ、カバー構成品の材質は?

付表-3をご参照ください。